超音波画像診断装置 導入:より安全な診療を提供します

「透析室」超音波画像診断装置の導入:より高精度な診断と安全

ワイヤレス超音波画像診断装置 iViz air Ver.5の導入について
当院では、最新の超音波画像診断装置「iViz air Ver.5」を「透析室」へ導入いたしました。
この装置の導入により、より精度の高い診断と患者様への迅速な対応が可能となります。今回は、この新しい装置の特徴とメリットについて、ご紹介いたします。

超音波画像診断装置 iViz air Ver.5とは?

超音波を使用して体内の構造を画像化する装置で、コンパクトで持ち運びが可能です。
この新しい装置により透析室内でも迅速に高精度な画像診断が行えるようになりました。

超音波画像診断装置 導入の特徴とメリット

1.シャントの評価:
透析患者様にとってシャント(動静脈瘻)は生命線です。iViz air Ver.5は、高解像度の画像を提供し、シャントの開存性や血流の評価が正確に行えます。これにより、シャントの閉塞や狭窄を早期に発見し、適切な対策を講じることが可能です。

2.迅速な血管アクセスの確保:
超音波ガイド下での血管穿刺は、透析患者様にとって非常に重要です。iViz air Ver.5の高画質な画像とリアルタイムのガイド機能により、穿刺が確実かつ安全に行えます。穿刺前の血管の走行確認や径・深さの把握することができ、穿刺後、針の位置確認ができます。これにより、血管損傷のリスクを低減し、患者様の痛みや不快感を最小限に抑えることができます。

3.モニタリングとフォローアップ:
定期的なフォローアップが必要な透析患者様にとって、シャントの状態や周囲の組織の変化を継続的にモニタリングすることで、問題の早期発見と対応が可能になります。

4.ポータビリティと利便性:
軽量で持ち運びが容易。透析室内でも手軽に使用できます。これにより、患者様の移動を最小限に抑え、必要な場所で迅速に診断や処置が行えます。

患者さまにとっての具体的なメリット

安心感の向上:
高精度な診断が迅速に行えるため、患者様に安心感を提供します。特にシャントの状態を定期的にチェック
することで、不安を軽減し、治療の質を向上させます。

治療の効率化:
iViz air Ver.5の使用により、透析治療の効率が向上します。迅速な診断と適切な対応により、治療時間の短縮や透析合併症のリスクを低減することができます。

コスト削減:
高性能ながらコスト効率に優れており経済的負担を軽減できるため、患者様にとっても長期的な治療費の削
減に繋がります。

 

当院では、これからも最新の医療機器を積極的に導入し、患者様への最良の医療サービスを提供してまいります。
超音波画像診断装置 iViz air Ver.5の導入により、透析患者様へのケアがさらに質の高いものとなることを確信しております。

ご質問やご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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