~透析患者さまからの質問に「答える会」~

~透析患者さまからの質問に「答える会」~

寺川クリニックでは、透析治療を受けている患者さまやご家族の皆さまが、日々感じている疑問や不安を少しでも解消し、安心して治療を続けていただけるよう、不定期で勉強会を開催しています。
今回の勉強会は、「患者さまからの質問に答える会」として、皆さまから寄せられたご質問に、医師が一つひとつお答えしました。
今回取り上げた内容の中には、少し考えるのが難しいテーマも含まれていますが、将来に備えて知っておいていただきたい大切なお話です。
はじめてのこのブログでは、勉強会で取り上げた主な質問とその回答を、できるだけわかりやすくまとめてご紹介します。

透析を受けている場合、「終末期」とはどのような状態ですか?
透析をしているかどうかよりも、もともとの病気の進行によって終末期の状態が決まることが多いです。透析患者さまの場合、心不全や感染症が原因となるケースが多く見られます。
どのような場合に、透析を見合わせることを考えますか?
以下のような場合、透析が身体に大きな負担となることがあります。
  • 体力が著しく低下している場合
  • 抑制や強い鎮静が必要で、安全に透析を行うことが難しい場合
  • 重い脳障害があり、治療内容の理解が困難な場合
透析の中止や見合わせについては、医師だけで決めるものではなく、ご本人さまやご家族さまと十分に話し合いながら判断します。
ご本人の意思や希望は、どのような形で伝えておくとよいでしょうか?
元気なうちに、
  • ご自分の考えをご家族さまに伝えておく
  • 書面に残しておく
ことが、将来の治療やケアを考えるうえでとても大切です。
おうち透析(腹膜透析)とは何ですか?
おうち透析は腹膜透析のことで、自宅で行える透析方法です。 始めるにはお腹に管を入れる手術が必要です。 終末期に切り替えることもありますが、体の状態によって向き・不向きがあります。事前の準備と十分な相談が重要です。
非常時に透析が受けられない場合はどうしたらいいですか?
透析の間隔があくと、心不全や高カリウム血症のリスクが高まります。 非常時には「水分をとりすぎない」「カリウムの多い食事を控える」などの対応が大切です。
透析はどこまで続けられますか?
透析には「ここまでしかできない」という明確な限界はありません。 長期間、安定して透析を続けている方も多くおられます。

透析治療や将来のことについては、一人で悩まず、ぜひ医療スタッフにご相談ください。

寺川クリニックでは、これからも患者さま・ご家族の皆さまが「知っておくと安心できる情報」を、ブログや勉強会を通じてお伝えしていきます。
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