#170/200 シリーズ『腎臓~慢性腎臓病(CKD)とは』

慢性腎臓病(CKD)について、3つのポイントに絞って解説します。

1つ目は、慢性腎臓病(CKD)の定義と診断基準
2つ目は、CKDの主な原因と危険因子
3つ目は、CKDの進行と予防・管理の重要性

1. 慢性腎臓病(CKD)の定義と診断基準
慢性腎臓病(CKD, Chronic Kidney Disease)は、慢性的に腎機能が低下する疾患の総称であり、最終的に腎不全に進行する可能性があります。CKDは、以下のいずれかの状態が3か月以上持続する場合に診断されます。
*尿検査や画像検査で腎障害の所見がある(蛋白尿、血尿、腎の形態異常など)
*推算糸球体濾過率(eGFR)が60 mL/min/1.73㎡未満
eGFRは腎機能を評価する重要な指標であり、通常は90 mL/min/1.73㎡以上が正常とされます。CKDはステージ1から5まで分類され、eGFRの低下に応じて進行度が決まります。特にステージ5(eGFR < 15)は末期腎不全(ESRD)とされ、透析や腎移植が必要になることがあります。
CKDは初期段階では自覚症状がほとんどなく、健康診断などで偶然発見されることが多いです。したがって、定期的な検査が早期発見の鍵となります。

参考文献
日本腎臓学会. 「慢性腎臓病(CKD)診療ガイドライン2023」
KDIGO. “KDIGO 2021 Clinical Practice Guideline for the Management of CKD” (Kidney International Supplements, 2021)
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