新年の風物詩「七草がゆ」をご存じですか?1月7日に食べる七草がゆは、正月のご馳走で疲れた胃腸を休める、昔ながらの日本の知恵です。この習慣には、現代の私たちにも役立つ健康効果がたくさん詰まっています。
まず、七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)には、それぞれ栄養が豊富に含まれています。たとえば、セリは鉄分が豊富で、貧血予防に。ナズナは解毒作用があり、体内の毒素を排出する手助けをします。また、大根や蕪に含まれる消化酵素が、胃腸の働きをサポート。これらの野菜をお粥にすることで、胃に優しく、消化も良くなるのです。
特に、30代は仕事や家事に追われて忙しい日々を送ることが多いですよね。つい食生活が乱れがちになりますが、七草がゆでリセットするのも一つの方法です。胃腸を整えることで、体の調子が良くなり、免疫力アップにもつながります。
今年の1月7日、ぜひ七草がゆを取り入れてみませんか?家族の健康を気遣う気持ちを込めて作れば、心もほっこり温まるはずです。