87/100 「田作り」ってなぁに?

皆さんこんにちは(^^)/ 管理栄養士のYさんです!

もうすぐお正月ですね。皆さんはお節料理、ご準備されますか?

お重に色んな料理が所せましと詰め込まれているお節料理。

中でも私は「田作り」が大好きなんです!(渋いって言わないでっ!!(>_<))

「田作り」とは、カタクチイワシの稚魚を炒って甘辛いタレに絡めた美味しい一品。

私はクルミとゴマも一緒に絡めます☆

ところで皆さん、なんで「田」「作り」って呼ぶか、ご存じですか?

カタクチイワシや、カタクチイワシを調理したものを「田作り」と呼びますね。

カタクチイワシは1回の漁でたくさん獲れるとても身近な魚の1つ。

その昔、たくさん釣れすぎたカタクチイワシ、売るにしても値段が安く、有り余ってしまっていました。

仕方なく余ったイワシを田んぼに撒いてみると、そこの土がどんどん良い土に育って、とっても良い田んぼになったのです。

そこで育てた野菜たちは、栄養満点で立派に育ちました。

それがカタクチイワシが「田作り」と呼ばれる由来となったのです。(諸説あります)

良い「田んぼ」を「作って」くれたんですね。

皆さん、普段魚は食べられますか?魚、特に青魚にはEPAやDHAが豊富に含まれます。

これらは体の中で抗炎症作用を発揮する物質に作り替えられます。私たちの体を守る大切な働きですね。

実はこのDHAやEPAは体の中で、野菜に含まれるリノール酸という栄養素からも作られるんですが…難しいのでこの話はまた今度(^O^)/

日本の魚の消費量は年々減少しています。今まで摂れていた栄養素が不足してしまっています。

皆さんは1週間にどのくらい魚を食べていますか?ぜひ振り返ってみてくださいね(^O^)

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