いつもお読み頂きありがとうございます。お正月休み明けや冷え込みによる運動控えで身体が動きがいつもと違う?ということはありませんか?体幹回旋、すなわち椎間関節の可動性は脊柱の回旋運動に大きく関与し、これが制限されると動作全般に支障をきたします。その結果、スポーツパフォーマンスの低下や日常生活動作の制限、さらには腰痛や背部痛の原因にもなります。
当院のリハビリテーション科では、体幹の柔軟性と安定性のバランスを取るために、椎間関節の動きを改善させていきます。治療では、筋膜リリースやモビライゼーション、関節内運動を組み合わせ、関節の動きを制限している要素を改善していきます。
椎間関節の回旋可動域が向上すると、日常生活やスポーツにおける動作のスムーズさが増します。例えば、歩行時の腕振りやゴルフ、テニスのスイングといった体幹の回旋が必要な動作において、負担の少ない効率的な動きが可能になります。特に、上肢と下肢の連動性が向上することで、動作が滑らかになり、姿勢の安定性も向上します。
背部痛、腰痛の軽減、姿勢の改善、スポーツパフォーマンスの向上、動作の安定性の向上に対して、それぞれの状態に合わせたアプローチを、無理のない段階的な治療プランで実施のお手伝いをさせて頂きます。長期的な健康維持にむけて一緒に動いて参りましょう。