腎臓のはたらき②_体液・電解質調整について3つのポイントは、
1.水分バランス調整:尿の量を調整し、体内の水分を維持。
2.電解質調整:ナトリウム・カリウムなどの濃度を適正に保つ。
3.酸塩基平衡維持:血液のpHを調整し、体内環境を安定させる。
まず、水分バランス調整では、体内の水分量に応じて尿の量を増減させます。水分が不足すると尿を濃縮し、水分を保持しやすくします。逆に、水分が過剰な場合は尿量を増やし、余分な水分を排出します。次に、電解質調整では、ナトリウム・カリウム・カルシウムなどの濃度を調節します。例えば、ナトリウムの排出量を増減させることで血圧を調整し、カリウムのバランスを維持して心臓や筋肉の正常な働きをサポートします。最後に、酸塩基平衡維持では、血液のpHを一定に保ちます。酸性やアルカリ性に偏らないよう、腎臓は水素イオンや重炭酸イオンを調整し、体内環境を安定させます。
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