# 143/200 腎臓シリーズ『腎臓のはたらき③_骨強度維持』

『腎臓のはたらき③_骨強度維持』
1.活性型ビタミンD生成:カルシウム吸収を助け、骨を強化。
2.カルシウム・リン調整:骨の成長と維持に必要なミネラルを管理。
3.副甲状腺ホルモン調整:骨の代謝を調整し、適切な骨密度を維持。

腎臓は骨の強度を維持するために、カルシウムやリンの調整を行い、骨の健康を支えています。
まず、活性型ビタミンD生成では、腎臓がビタミンDを活性化し、小腸でのカルシウム吸収を促進します。カルシウムが不足すると骨がもろくなるため、腎臓の働きは骨密度の維持に欠かせません。
次に、カルシウム・リン調整では、血液中のカルシウムとリンのバランスを保ちます。腎臓が適切にこれらのミネラルを調整することで、骨の形成と修復がスムーズに行われます。腎機能が低下するとリンが過剰になり、骨が弱くなる原因になります。
最後に、副甲状腺ホルモン調整では、血液中のカルシウム濃度が低下した際、副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌を促し、骨からカルシウムを放出します。腎臓の働きが正常であれば、過剰な骨のカルシウム放出を防ぎ、適切な骨密度を維持できます。
*************************************************************辻野病院の概要はこちらです ☞ https://jinyuukai.or.jp/tsujino/about/
*辻野病院はゆうクリニック、寺川クリニック、清水クリニックや地域のクリニックと連携して透析患者様の入院受入れを行っています。
ゆうクリニック:https://jinyuukai.or.jp/yuu/
寺川クリニック:https://jinyuukai.or.jp/terakawa/
清水クリニック:https://jinyuukai.or.jp/shimizu/

PAGE TOP