#266【高齢者の転倒予防】梅雨時期に増える室内転倒の防ぎ方

梅雨の時期は湿度が高く、床が滑りやすくなるうえに、外出が減って運動量が低下し、筋力やバランス感覚が落ちやすくなります。70代の方にとっては、室内での転倒リスクが高まる季節です。転倒を防ぐためには、まず家の中の環境を見直しましょう。濡れたままの床や滑りやすいマット、コード類などは転倒の原因になります。玄関や浴室、キッチンなど、よく使う場所には滑り止めマットや手すりを設置すると安心です。

また、足元の安定した靴下や室内履きを選ぶことも大切です。素足や滑りやすいスリッパは避けましょう。日頃から足腰の筋力を保つために、椅子に座ったままできる軽い体操や、毎日のストレッチも効果的です。

さらに、夜間の転倒を防ぐために、寝室や廊下には足元を照らすライトを設置し、暗い中での移動を避けましょう。自分の体力や動作を過信せず、環境と習慣を整えることが、安全な暮らしにつながります。

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