トマトやナス、とうもろこし、スイカ!夏野菜がスーパーに所狭しと並ぶようになってきました。
夏野菜と言えばやっぱりきゅうり!(と思うのは私だけでしょうか…?)
今回はきゅうりで熱中症対策のお話しです!
きゅうりの大半は水分で出来ていると言っても過言ではないほど、きゅうりにはたくさんの水分が含まれています。
そのせいできゅうりにはほとんど栄養素がないと言われがちなんですが……そんなことはありません!!
きゅうりには私たちの身体に必要不可欠な「カリウム」を多く含んでいます。
カリウムは身体の中で水分を寄せ集め、身体の外に尿として排出する働きがあります。(利尿作用)
この「水分を寄せ集める」働き、熱中症対策にピッタリだと思いませんか?
さらにきゅうりにはたくさんの水分が含まれています。
これらの作用で、身体を冷やす効果が期待できるのですね。
また、カリウムはその利尿作用から、むくみの改善や、高血圧の予防にも期待ができます。
夏野菜はこういった身体を冷やす作用をもつものが多いのです。
逆に冬野菜は身体を温める作用を持つものが多いです。(機会があれば記事にしますね。)
ただし、腎機能が低下している方は、カリウムを身体の外に排出する機能が落ちてしまっているので、食べ過ぎは注意です。
かかりつけのお医者さんや、管理栄養士さんにご相談くださいね。
暑い夏、汗をたくさんかいた日は特に、水分と塩分などのミネラルをしっかり補給して、熱中症から身体を守っていきましょう!