皆さま、こんにちは。辻野病院です。
本日は、当院の療養病棟で活用している「スケールベッド(体重計内蔵型ベッド)」についてご紹介します。
1. なぜ「体重測定」が大切なのか
医療、特に透析治療や終末期のケアにおいて、体重の変化を知ることは、お身体の水分バランスや栄養状態を把握するための「命の指標(バイタルサイン)」を確認する非常に 重要な業務です。
しかし、ご自身で立ち上がることが難しい患者様にとって、これまでの体重測定は、ベッドから車椅子や専用の体重計へお身体を移動させる必要があり、少なからず体力の消耗や緊張を強いるものでもありました。
2. 患者様の身体への負担を最小限に
当院で導入しているスケールベッドは、ベッドに横になったまま、数秒で正確に体重を測定することができます。
移動に伴う痛みや不安を感じることなく、自然な姿勢のまま測定が完了します。
3. 「助かっています」スタッフの声が届ける質の高いケア
このベッドの導入により、現場の看護師や看護助手からも「本当に助かっている」という喜びの声が上がっています。
以前は数名がかりで行っていた移動介助の負担が軽減されたことで、その分、患者様お一人おひとりと向き合い、「細やかなケアにあてる時間」が増えました。
4.「サステナブル(持続可能)な介入」は、スタッフの働く環境を整えることから始まる。
スタッフの心にゆとりが生まれることで、それが巡り巡って患者様への「より優しいケア」として還元されていく。私たちはそんな良い循環を大切にしています。
目に見える大きな設備投資も大切ですが、こうした「日々のさりげない負担」を取り除いていくことこそが、今の時代に求められる、医療のあり方だと考えています。
テクノロジーを「優しさ」に変えて、辻野病院はこれからも皆さまの健やかな療養生活を支えてまいります。


