#294 杖をつく前に、できることがあります

整形外科医として診療してきて、心から思うことがあります。

「もう少し早く来てくれていれば」と。

変形性膝関節症は、日本人の高齢者の多くが抱える病気です。

最初は「立ち上がる時に少し痛む」「歩き始めの数歩が違和感がある」という、ほんの小さなサインから始まります。

ところが多くの方が、そのサインを見過ごしてしまう。

痛みが強くなり、杖をつくようになってから、ようやく受診される方が少なくありません。

早期であれば、筋力強化や内服薬の調整で、痛みを抑え進行を遅らせることができます。

悪化してからでは、治療の選択肢は限られてきます。

「まだ歩けるから」「我慢できるから」。

その言葉が、実は一番危険なサインかもしれません。

杖をつく前に、今、できることがあります。

検査だけでも構いません。

一度、ご相談にお越しください。

リハビリテーション科

PAGE TOP